いよいよ中学受験が間近にせまってまいりました。
関西では1/18から、関東では2/1からですね。
当日の荷物をイメージしておきましょう。
持ち物は軽めに
いろんなところで「アレが必要だ」「コレを準備しておけ」など仰々しいリストが掲載されていますが、私がおすすめするのは「荷物は最低限に!」ということです。
ただでさえ荷物が多くなる季節ですし、初日から午前午後の二校受験なんて当たり前の時代です。
公共交通機関で移動される親子を想定すると、重い荷物やかさばる荷物というのは思ったより体力を奪います。
入試がその一日だけで終わるのならともかく、一般的には翌日も入試です。
早い段階で合格がもらえず、長期戦になり、ぶっ倒れた保護者様も目にしました。
体力をできるだけ温存することをおすすめします。
受験生の荷物
受験生のかばん、リュックも軽いに越したことはありません。
極端なことを言えば、受験票と筆記用具、上靴だけでOKです。
とはいえ、そういうわけにもいかないでしょうから、一般的なものを挙げていきます。
コメントもつけておきますので、必要だと思えば持っていってください。
受験票
書くまでもありませんが、たまに忘れてあたふたしてる人がいます。
おそらく中学受験だと学校側に申し出ると、すぐに再発行してくれますので、忘れても焦らずに申告しましょう。
受験票を机上に置いて受験するわけですが、机から落下すると気になりますので、「両面テープ」や「セロハンテープ」などで落下防止対策をしましょう。
あらかじめテープ貼った状態でクリアファイルに貼り付けておき、会場についたら机に貼り直せばOKです。
離型紙を剥がすのも面倒ですし、ゴミになるといけないので。
筆記用具
あたりまえですが、普段から使い慣れたもので挑みましょう。
指定がある学校以外は「定規」「コンパス」など使わないものは持っていく必要がありません。
使わないものは邪魔で重いだけです。
シャーペンで受験する受験生(学校がOKの場合)がほとんどかと思いますが、万が一のメカトラブルや芯づまりなどに備えて、鉛筆を二本を転がり防止で輪ゴムでとめて机上に置いておきましょう。
上履き
受験校が二足制であれば、履きなれた上履きを持参しましょう。
当日の受験校(午前午後)において不要とわかっていれば、持っていかないようにしましょう。
重いし、かさばるだけです。
靴をいれるビニール袋も忘れずに。
ダンボール片・厚紙
用意された机がガタ付く場合に使用します。机のガタつきは集中力を低下させますので、5cm角のダンボール片か10cm角の厚紙を2,3枚用意しておき、ガタつく机の脚に高さ調整してかましてください。
テキスト類
いりません。重いだけです。いまさら点数はあがりません。
ただ、休み時間が15分など長い場合にテキストに目を通していたほうが落ち着くというのであれば、精神安定剤の代わりに持っていくのは有効です。
「最終試験科目のテキスト」か「間違えノート、まとめノート」の一冊で十分です。
難しい内容のものはやめておいたほうがいいです。
飲み物
乾燥する季節なので必要な受験生は持っていくといいです。
水分補給の意味であれば、ミネラルウォーターの一番小さい常温ペットボトルで十分です。
あまり飲みすぎると尿意をもよおすので、ほどほどに。
当日、もし風邪や下痢、嘔吐、発熱の症状があれば「経口補水液 OS-1 280ml PET」を用意した方がいいでしょう。水分補給、脱水症では最強だと思っています。
温かい飲み物でないとダメな人はマイボトルを用意してあげてください。
休み時間に水分補給する習慣がなければ、四時間ぐらいなので不要ですね。水筒は重いです。
保護者と離れる試験中以外は、必要なときに買えばいいので。
丸一日、重いサーモスや魔法瓶を持ち歩くとか正直しんどいです。
いずれにしても、受験生の希望に沿ってあげてください。
カイロ
普段から使用しているのでしたら、試験会場まで持っていけばいいです。
普段は使用していないのなら、学校に着くまでに手を温めておいて、試験会場には持ち込まないほうがいいでしょう。
ポケットに入れたままで、試験中に気になりだしたり、ゴソゴソしてカンニングを疑われたりするほうが面倒です。今どき、私立は空調も整ってますし、教室までは必要ないと思いますけどね。
むしろ、エアコンが効きすぎて暑い場合の心配をしたほうがいいかもしれません。
脱ぎ着しやすい服装にしておきましょう。
薬・マスク・腕時計など
このあたりのアイテムは受験生に合った対応をしてあげてください。
ただ、一つお伝えしておきたいことは、普段やっていないことを受験当日に試みるのはやめておいたほうがいいということです。
たとえば、過去に一度も服用したことがない薬を飲むとか、普段マスクをつける習慣がないのに受験当日だけ付けるなどです。腕時計も同じです。
受験生に違和感を感じさせないようにしましょう。
必要になりそうなら、慣れておきましょうということです。
まとめ
私はもともと身軽に動きたいタイプなので、少し極端な内容になってしまったかもしれません。
いろいろ書きましたが、私の意見が100%正しいわけではありませんので、いろんな情報を集めて良いと思うものを採用してください。
不測の事態がおきてもあせらずに行動しましょう。
ほとんどのことはスマホとクレジットカードさえあれば、なんとかなります。
保護者として最後の仕事は受験生を無事に試験会場まで送り届けることです。十分なシミュレーションをして、あせらず最後の仕事をやりとげましょう。
読んでいただき、ありがとうございました。