【学校選び】通学路・通学時間をチェックしよう

中学受験

中学受験をするにあたって、いくら気に入った学校が見つかったとしても通学に2時間かかるなどでは入学後が大変です。否定はしませんが現実的ではありません。
今回は通学について、経験や身近な例をもとに考えてみました。

※このブログは関関同立を中心とした関西の大学付属中学を主に取り扱っています。

最寄駅からの所要時間

ご存知かと思いますが、「自宅から学校最寄駅までの時間」+「学校発表の徒歩時間」というわけにはいきません。通学時間を考える場合、自宅から教室までをイメージしてください。

公式発表の「最寄駅⇔所要時間」は、あくまで目安にしかなりません。おそらく「駅の敷地を出た公道」から「学校の正門」までです。
また人によって歩くスピードも違いますから、プラスアルファの時間を考えておきましょう。

そして正門から中学校舎までの距離も学校によって様々です。例を2,3上げると、

関大北陽:正門入ってすぐのところが中学校舎です。
関大一中:「駅から正門までの距離」と「正門から中学校舎までの距離」が同じくらいあります。
同志社香里:駅から遠い上に、敷地が広すぎて正門から中学校舎まで300mくらい(?)はありそうです。
同志社国際:行きは激坂を登り、帰りは急流くだりです。行きと帰りで所要時間が大きく変わりそうです。

学校側からすれば少しでも短く表記したいですよね。気持ちはわかります。
しかし、駅から徒歩10分以上だと結構な誤差が生じますよ。

通学シミュレーション

学校が駅近の場合はさほど問題ではありません。所要時間にそれほど差異もでません。
最寄駅から遠い場合は気をつけてください。遠いの定義はそれぞれですが、10分を超えたら結構な誤差がでてきますよ。

主な学校の公式発表は以下の通りです。ですが、これを鵜呑みにしてはいけません。
↓一言コメントもつけておきます。

同志社中:0分 駅近は正義!
同志社女子:5分 通いやすい
同志社香里:18分 苦行、正門からもかなり距離がある
同志社国際:10分 登校は激坂、下校は急流下り
関西学院:15分 うん、まあ遠いですね
立命館中:8分 普通、靴脱場から教室までは距離あり
関大一中:3分 駅近だが正門から中学校舎まで距離あり
関大北陽:8分 正門からは激近
関大中等部:7分 歩きやすい通学路、雨除けあり
 ※もっとも利用者が多い駅、最も近い駅からです

ここに上げたほとんどの学校を訪問しましたが、最高の気候・障害物なし・車が通らない時間帯・信号はオールグリーン・成人男性の歩幅。ここまで条件がそろえばって感じです。

またオープンスクールや文化祭などで学校訪問し、通学をイメージされると思うのですが、入学後の通学とは少し違います。

大規模な学校になると毎朝ピークになる時間帯は通学渋滞が発生します。場合によっては信号を1回待ちでは渡れない場合もあります。
特に雨の日は傘の影響で晴れの日よりも間隔が間延びしますし、数珠つなぎ状態なので追い抜くこともできないんです。つまり自分のペースで進めず、入学したての中学一年生は「遅刻するんじゃないか?」と焦るかもしれません。

通学路チェックポイント

道幅

道幅がせまいと追い抜けません。自分のペースで歩けないのでそこそこ疲れます。あわせて交通量も想定しておきましょう。

信号

ピークの時間帯に人間が集中しますので、一回の信号待ちで渡りきれないことがあります。

雨天のイメージ

雨の日はさらに注意が必要です。傘をさしているため、通学の列が間延びして通学渋滞が発生することがあります。信号待ちの列も長くなりますし、ペースも落ちますので、早めの出発を心がけたほうがよいでしょう。

通学マナー

どの学校も通学マナーに関して、近隣住民の迷惑にならないように細心の注意を払っています。
とはいえ、やはり中高生なので一定数の苦情はきますけどね。毎朝30分くらいの間に、大規模な学校ですと1000人ぐらいが移動するので、致し方ないのかな。生徒も悪気はないんですけどね。
警備員や誘導員(小学校時代の「見守り隊」のようなイメージ)を配置しているかどうかも知っておいたほうがいいでしょう。配置している場合は指導してくれます。

冬場の通学路

部活にもよりますが18時くらいまで活動する部活ですと、秋分から春分くらいまでの帰り道は日が沈んでいるので暗いです。最寄駅から遠い学校の場合は不安になりますが、通学路に警備員や誘導員を配置してくれている学校なら少しは安心できます。

在校生の通学時間

近ければ近いほどいいのですが、ドアtoドアで1時間が一つの基準にされているご家庭が多い印象です。駅近の学校は必要時間が計算できるのですが、最寄駅から10分以上かかる同志社香里、同志社国際、関西学院中学部なんかは通学時間の長い生徒さんが比較的多いですね。

最寄駅に始業の30分前には着いている生徒が多いです。ということは「自宅から駅までの時間+乗車時間」が30分以内ということになりますから、乗り換えがあると簡単にはクリアできません。

でも通学は慣れますよ。あこがれた第一志望ならなおさらです。
ウチも朝は7:30には出ていき、部活(運動系)を終えて帰宅するのは19:00過ぎですが、毎日笑顔で楽しく登校しています。
体力的に大丈夫かな?と親が心配になるくらいです。

勉強は平均点を意識してくれたらいいと思ってます。そのための大学付属校ですから。
簡単に平均点と言いましたが、コレって入試でいうところの合格者平均ですから、言うほど簡単じゃないですよ(笑)。
進学校だったら長い通学時間がはもったいないと感じていたと思いますし、家と学校の位置から通える予備校もリストアップしていたと思います。

1時間が長いのか許容範囲なのかはご家庭の方針や子供の体力によっても違いますので正解なんかはありません。お子さんとよく相談して決めてください。

最後に

通学時間に対する考え方はご家庭のお考えと通う本人の意志によってさまざまです。
鉄道が好きなお子さんなら、長めの乗車時間や乗り換えさえも苦ではなくむしろご褒美になりますし、人混みが大嫌いなら電車通学自体が苦痛です。

極端な例だと、名古屋や岡山から新幹線通学されている生徒もいますしね。徒歩や自転車通学なんかは理想的ですが、それほど都合よく近所に志望校がある方が少ないですよね。

身近な例だと、同志社中に1時間40分かけて通学されているご家庭がいましたが、1学期が終わるころに引っ越しされました。同志社中はほぼ駅直結なので大丈夫と踏んでいたようですが、お子さんが部活にどっぷりハマって通学時間がかなり負担になったようです。
それでも後悔なんかは全然されてませんし、むしろうまく対応さている印象です。
子どもが勉強も部活もがんばっている姿を見られるのって最高ですよ。熱中できることが見つかるって素晴らしいです。
問題が発生すれば、子と話し合って解決すればいいだけです(経済的な負担は発生するかもしれませんが)。

前項でも書きましたが通学は慣れますよ。
あこがれの志望校に入学できて、新たな友達と乗る電車を合わせて登校、下校は部活の友達と他愛のない話をしながら歩いていると、駅まで時間も乗車時間もあっという間のようです。

保護者が心配するよりも、子どもはうまく適応することが多いようです。そもそもその環境しかしか知らないので、こんなもんだと思って消化していくようです。
そのあたりも踏まえて、総合的に判断してあげると良いと思います。学校によっては最長で中・高・大と最も貴重な10年を過ごすことになります。

最後に一つだけ。
足の怪我にはくれぐれもご注意ください。特に運動系のクラブでがんばろうと思っているお子さんにはご注意ください。
車での送迎は親が大変ですし、松葉杖通学もかなりキツイです。

変なまとめ方になってしまいましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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