【目からウロコ!】理科おすすめ参考書「受験理科の裏ワザ テクニック」

スポンサーリンク

中学受験理科の物理分野って苦手な子には、とことん苦手なんですよねぇ。
物理アレルギーになってしまう前に対処しませんか?
「中学受験塾の授業で使用すればいいのではないか」 と思わせるレベルですよ。

※あらかじめお断りしておきますが、このブログは最難関を目指すような優秀層は対象にしていません。中学受験塾でいう中位層を対象にしています。

どんな子におすすめか

理科四分野で物理を最初に攻略しておくと、後の戦いが楽になります。
なぜなら、解き方や理屈に納得できると忘れにくいからですね。

生物や地学の暗記分野なんかはエビングハウスの忘却曲線が示す通り、時間が経てば忘れやすいですし、定着するまでに繰り返さなければなりませんので時間がかかります。
とはいえ、イメージしやすいから好きな子は放っておいてもどんどん覚えちゃいますけどね。

物理、とくに力学ってイメージするのが難しいですよね。
それをイメージしやすくしてくれる参考書です。

理科が苦手な子、数字や計算が絡む物理が苦手な子におすすめです。
ほんとにわかりやすく書かれていますので、受験生活の序盤で自分のものにしちゃいましょう。

レイアウト

各章で、解説、考え方、独自の公式などがわかりやすく書かれていて、途中で例題を挟みつつ、最後に1~2ページの問題がまとまっています。
(amazonのなか見検索がないのが残念)

イラストや図、字も大きくて子供が読みやすい仕様になっています。
とはいえ、本を子供に渡すだけではなく、最初は一緒について見てあげた方がいいかもしれません。

読み物して大人が読んでもおもしろいですし、勉強にもなります。
ぜひ一緒に取り組んで、子供と共感しましょう。
「教える」とか「指導する」ではなく、共感です。←コレが大事です。

オススメする理由

成績が上がったからです(当家比)。ただそれだけ。
サンプルとしてはウチの子供二人しかありませんが、大人目線で見てもこれはイケると感じました。

目次を確認してもらうとわかるように、標準版と難関版に分かれている分野があります。
難関校を狙わないのであれば、標準版だけでかまいません。難関版は飛ばしてOKです。

標準版だけでも模試や入試で「豆電球」や「バネ」が出題されれば、手を叩いて喜ぶレベルになれました。

実施するタイミング

それぞれの単元を塾で習うタイミングがいいですね。
まったく知識のない段階で読んでもなかなか頭に入らないと思いますし、塾の授業で予備知識を入れた状態がいいかなと思います。

とはいえ、塾ではこの教え方をしないので親が教えられる(一緒に見てあげられる)のでしたら、先にやっちゃってもいいかもしれませんね。

他のシリーズ

「受験理科の裏ワザテクニック」ですが、実は計三冊のシリーズで出ています。

一冊目は紹介した「受験理科の裏ワザテクニック」主に物理分野。
二冊目の「続 受験理科の裏ワザテクニック」は天体と生物分野。
三冊目は「続々 受験理科の裏ワザテクニック」は磁力、運動、光・音、熱、気象、地質が収録されています。

揃えてみてもいいですし、苦手な分野だけでもいいですね。
「続」もなかなかいいですよ。ただ一冊目が秀逸すぎて霞む感じです。もちろん役には立ちましたが。
三冊目は買っていないのでわかりません。

同シリーズで「受験理科の裏ワザ Wチェック問題集」も出ているのですが、身につけたテクニックを塾のテキスト・問題集で試したほうがいいです。よって必要ないと思います。
もうシリーズのファンになったのなら買っちゃってください。

まとめ

  • 理科に苦手意識があるのなら、まず物理から攻略しよう。
  • 物理は理屈で解くので忘れにくい。
  • 物理は苦手な子が多い分野なので、物理ができると優越感を持てる。
  • 優越感を持てると、自信につながって苦手意識を払拭できる。

該当単元を習うタイミングで併用して、理解を深めてほしいです。
そして5年の冬休みか6年生の春休みで確認の意味でおさらいしてください。

なぜこのタイミングかと言うと、これから受け続ける模試や公開テストで点を取れるようになると判定も良くなりますし、自信につながり、学習を進める上でモチベーションが上がるからです。

ウチは6年夏休みに入手して、秋の模試やプレテストの結果が明らかに変わりました。そして、テストの時には「物理」から解くようになりました。テストを進める上で波に乗るためです。

万人に有効かはわかりませんが、本当に良くできていると感じますので、購入して損はないかと。

それでは、理科の学習をがんばってください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。