【2020年度受験】関西私立中学出願準備情報(関関同立編)

模試やプレテストも終わりに近づいてます。満足のいく結果が出ても出なくても、まだまだこれからです。引き続き、気を抜くことなくがんばりましょう。
さて、12月になると、いよいよ出願が始まります。
その際に、気をつけておきたいことを書いていきます。

インターネット出願(web出願)

ここ数年は、インターネット出願が主流になっています。
関関同立系の中学校で見てみますと、関学系以外インターネット出願を実施しています。

受験料の支払いも「クレジットカード決済」「コンビニ払い」「ペイジー払い」が多いです。
クレジットカード決済だと、すべてネットで完結するので楽でいいです。
Amazonや楽天でポチるイメージです。お手軽すぎて感慨深さとかは一切ありません

学校名 出願方式 顔写真提出方法 出願期間(一般入試)
同志社 インターネット 写真票に貼付 12/16〜1/10
同志社女子 インターネット データor写真貼付 (※) 12/16〜1/16(前期),17(後期)
同志社香里 インターネット jpegデータ (3MB以下 ) 12/1〜1/13
同志社国際 インターネット 写真票に貼付 12/25〜1/10(仮出願後)
関西学院 指定書式 (願書購入) 写真票に貼付 12/9〜12/20(郵送)
啓明学院 指定書式 (願書購入) 写真票に貼付 12/19〜1/9(郵送)
立命館 インターネット jpegデータ (5MB以下 ) 12/12〜1/10
立命館宇治 インターネット jpegデータ (5MB以下 ) 12/16〜1/10
立命館守山 インターネット jpegデータ (5MB以下 ) 12/9〜1/10
関大第一 インターネット jpegデータ 12/16〜1/16
関大北陽 インターネット 写真票に貼付 12/16〜1/14
関大中等部 インターネット 調査中 12/16〜1/14

※「出願サイトで顔写真データの取り込みを行っていない場合は、志願者票に顔写真を貼付してください。」との表記がありました。

出願最終日は締切時間は15:00とかになっている学校がありますので、ギリギリで出願される方はご注意ください。

顔写真について

本人確認ができればいいので、背景が無地でしたらスマホで撮った写真とかでOKです。
もちろんピンぼけしていたり、帽子かぶっていたり、サングラスをかけていたりしたらダメです(そんな人いないと思いますが)。
証明写真っぽく撮ってください。

写真票に貼り付けるのであれば、プリントしてサイズに合わせて貼ってください。

データを出願サイトにアップロードするのであれば、JPEG方式で1〜3MBのデータを用意しておきましょう。立命館系は5MBまでアップロードできますが、そんな高画質の画像データは必要ありません。本人かどうかが判別できればいいだけです。写真がキレイだからといって合否とは何の関係もありません。
スマホで普通に撮影すれば、3MB以内のJPEG方式になります。
写真入りの年賀状をネットで発注するイメージです(わかりづらいでしょうか笑)。

写真をアップロードする場合は、受験票をプリントすると写真付きの受験票ができあがりますので、写真票が不要になります。

とはいえ、ちゃんと証明写真を用意したいというのであれば、デパートや写真館、カメラのキ○ムラとかで撮ってください(データも忘れずに)。「出願用です」と言えばいいです。

学生証用の写真は、合格した後の登校日にでも撮影してくれますのでここでは気にしなくていいです。

※以前、関大一中は出願用の写真が学生証の写真になるという話がありました。現在はどうなっているのか、わかりませんので、気になるのであれば学校に問い合わせしてください。

同志社系中学

出願は全校インターネット出願ですが、顔写真の提出方法が学校によって異なります。
同志社と国際は顔写真が必要です。
同志社女子は曖昧な記載なので、顔写真を用意しておいた方がいいかもしれません。
同志社香里はjpegデータを3MB以下で用意しておきましょう。

関学系

昔ながらの指定願書に記入し、写真を貼り付けて出願します。
関学も啓明学院も願書は学校で購入(1部 ¥500)してください。郵送販売もしていますので学校HPから購入してください。
啓明は過去問も¥2,000(5年分)で販売しています。

立命館系

3校ともすべてネットで完結します。顔写真のjpegデータを5MB以下で用意しておきましょう。

関大系

関大一中はすべてネットで完結します。顔写真のjpegデータを用意しておきましょう。
北陽と中等部は、ネット出願してプリントした写真票に顔写真を貼り付けてください。

出願のタイミング

早めに出願するメリット、ギリギリで出願するメリットを考えてみます。

早めに出願するメリット

  • 忘れてはならないという心配から解放される。
  • 受験当日、受験番号が若いほうが早く解放される可能性が高い。
    面接のある「関大一中」なんかは、遅い番号だと16:00くらいまで拘束されます。
  • 受験番号1番は合格するという都市伝説がある(本気にしないでくださいね)。

遅めに出願するメリット

  • 出願速報などを参考に他の受験生の動向を把握できる。
  • ある程度の競争率を予測した上で出願できる。

受験校が確定していれば、さっさと出願して子供は勉強、保護者はサポートに集中したほうがいいでしょう。特に面接のある学校は早めに出願して、若い番号をとることをおすすめします。

ダブル出願

ダブル出願とは、同日同時間帯に入試が行われる二校に出願することです。
あたりまえですが、当日はどちらかしか受験できません。
例えば、「同志社香里前期」「立命館中前期」「関大一中」とかですね。

統一日午前の受験校で迷われているのであれば、状況を見てから出願するのもアリです。
とはいえ、確定の受験者数は締切までわかりませんし、バタバタするのも精神的にキツイです。

なぜこんなことをするのか?
小学6年生はまだまだ子供です。冬休みに突然スイッチが入って過去問の点数が爆伸びしたり、逆にスランプに陥り、自信をなくしたりするケースがあります。

その時にまだ選択することができるということ。
¥20,000が惜しくないということであれば、ダブル出願してください。
すでに夏期講習あたりから金銭感覚がおかしくなっているでしょうから大丈夫だと思います。

とりあえず、ダブル出願しおいて冬休み中に行われる冬期講習、正月特訓、過去問最終チェックなどを総合的に判断して統一日にどちらを受験するということもできます。

※追記(2019/12/26)
もう一つのメリットは、二日目以降の受験校を選択できるということです。
受験初日の当日夜(関東方面)もしくは翌日には何校かの合否結果がわかります。その結果をふまえて三日目以降の受験校をダブル出願しておけば受験校を選ぶことができます。

たとえば、初日に合格をいただければその後はチャレンジできますし、その逆であれば安全校に切り替えることもできますね。
選択肢があると余裕が生まれますので、検討する余地がありそうです。

まとめ

  • 受験校の入試要項をよく読んで、スケジューリングしましょう。
  • 顔写真とjpegデータを早めに用意しておきましょう。
  • 早めに出願して、やるべきことに集中したほうが精神的に楽になれます。
  • 最後まで受験校を迷いそうなら、ダブル出願を検討しましょう。
  • 受験後半の選択肢を増やしたいなら、ダブル出願を検討しましょう。

あともう少しです。体調に崩さないように注意してください。
中学受験は一生に一度しか経験できません。悔いのないように万全の体制で挑みましょう。

読んでいただき、ありがとうございました。

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