【考察】2021年度 関西学院中学部 入試結果感想(A日程 B日程)

関学系

※受験者数が判明しましたので更新しました。

今年度、入試日程が変更になって二度目の関学中学部の入試結果が公表されましたので考察します。
2021年1月16日(A日程)19日(B日程)に行われました。
昨年(変更初回)から変化はあったのでしょうか?来年以降の参考になれば幸いです。

2021年度 A日程 受験者数・倍率

残念ながら、今年も実際の受験者数が発表はありませんでした。
おそらく発表は学校説明会の季節になります。
ですから実質倍率は推定になります。
とはいえ、A日程は統一日ですから欠席者は多くて10名ぐらいでしょう。

では、志願者数・実質倍率がどうなったかを見ていきましょう。
実質倍率は「10名が欠席、もしくはダブル出願で他校を受験した」と仮定して算出しています。
( )内の数字は前年比です。

※受験者数が判明しましたので更新しています。

前期 募集人数志願者数受験者数合格者数倍率実質倍率
男子(65名)202(+2)18378(−2)3.1(±0)2.3(−0.1)
女子(35名)133(−23)12546(±0)3.8(−0.7)2.7(−0.5)

A日程男子の志願者数は前回比で+2名。
今年も200名前後で競争率も前年並です。さすが名門校、安定感がハンパないですね。

女子は昨年がかなりの激戦でしたので、さすがに少し敬遠された感があります。競争率はかなり下がりました。とはいえまだまだ激戦です。

2021年度 B日程 受験者数・倍率

B日程は今年度が二度目の試みなので、初の昨年対比になります。
お断りしておきますが、受験者数が発表されていない以上、下記は想定になります。

受験者数を想定する上で、男女別に昨年の欠席率を当てはめてみました。
昨年は男子で約4割、女子で約3割5分が欠席しています。

※受験者数が判明しましたので更新しています。

B日程 募集人数志願者数受験者数合格者数倍率実質倍率
男子(25名)243(−49)17444(+1)9.7(−2.0)4.0(±0)
女子(15名)167(−66)13130(+6)11.1(−4.4)4.4(−2.1)

昨年は激戦すぎて目が点になったB日程実施初年度からかなり志願者を減らしました。女子にはかなり敬遠された印象です。しかし、これぐらいが本来の形なのかもしれませんね。
人気校のB日程で9人に2人の合格者が妥当だと感じるか、厳しいと感じるかは人に寄りますね。

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次に受験者の平均点と合格最低点を見ていきます。
残念ですが合格者平均は公表されていません。

2021年度 A日程入試 平均点・合格最低点

まずはA日程から。
配点は国語と算数が200点満点理科が100点満点の500点満点です。
( )内の数字は前年比です。

平均点国語(200)算数(200)理科(100)合計(500)合格最低点
受験者男子135(−6)142(+15)59(−9)336(+1)358(+3)
受験者女子148(−5)150(+27)60(−6)359(+17)385(+14)

数字だけ見ると、今年は算数が易しかったようですね。理科はすこし難化、国語は200点満点なので誤差レベルでしょうか。
合格最低点を見ても志願者が減ったとはいえ、あいかわらず女子には厳しいですね。同じ試験で男子よりプラス27点が必要です。
そしてついに女子が平均点において、すべての教科で男子を上回りました。関学男子がんばれー

合格最低点が7割を超える高得点争いになるとミスができない戦いになります。女子はついに7割5分を超えました。今年も実力があってミスをしない受験生が合格した印象です。

2021年度 B日程入試 平均点・合格最低点

次にB日程。
国語・算数の二科目受験です。配点はA日程と同じく国語と算数が各200点満点。
ですが、A日程と帰国生入試を受験した者には10点がプラスされるので410点満点になります。

平均点国語(200)算数(200)合計(410)合格最低点
受験者男子129(−27)132(+48)266(+21)307(+27)
受験者女子145(−22)138(+42)289(+20)328(+21)

昨年の所感では、算数と国語において「難度の差が激しい」と書きましたが、今年は修正してきましたね。国語を難しくして、算数を易しくしてきました。平均が6〜7割におさまる良いバランスになったと思います。
問題レベルはA日程より少しだけ難しくしたような印象でしょうか。

今年も合格を勝ち取るためには、平均+40点が必要になりました。ここは変わってません。
合格最低点も跳ね上がり、男子で7割5分、女子で8割の得点が必要です。
A日程以上にミスができない試験であることも変わりません。

ここまで合格最低点が上がってくると、A日程受験をした受験生がもらえるプラス10点が大きく効いてくるのではないでしょうか。来年も競争率が落ち着くなら両日程受験する受験生が増えそうな気がします。

まとめ

2021年度 関西学院中学部の入試をまとめます。

  1. 志願者数:A日程で女子が大きく減少、男子は前年並。
  2. 志願者数:B日程は男女ともに大きく減少
  3. A日程の算数が易化。
  4. B日程の算数も大きく易化。
  5. 高得点争いが止まらないので、ますますミスをしない対策が必要
  6. B日程:合格最低点は跳ね上がったが、競争率は下がった。
  7. 合格最低点は問題レベルが下がったと予想されるが今年も上昇
  8. 総合的に今年の関学中等部入試は昨年との比較で易化した。

来年以降、関学中学部を志望校とする受験生のみなさま。
昨年の入試変更を受けて、今年は予想できる範囲内の入試だったのではないでしょうか。
来年はどうなるかわかりませんが、他者がどう動いても、動じない自信を持てる努力をしましょう。
高得点争いは同志社系以上です。どうぞミスを防ぐ対策も万全に練ってくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

コメント

  1. 女子A日程は受験者数は減っているものの、男子の平均点との差や合格最低点の差が昨年以上なので、上位層が増えて女子には厳しい結果でしょうか。その分、予想通り啓明学院中の女子が増えたとも思われます。

    • Y.M.さん コメントありがとうございます。
      たしかに女子受験者層のレベルが上っているような気がします。加えてチャレンジ層が断念して平均を押し上げているようにも感じますね。
      男子女子半々の募集ならともかく、この割合ですと、しばらく関学中を目指す女子は厳しい戦いが続きそうです。