【2021年度入試】関西学院中学部 入試説明【まとめ】

学校情報

関西学院中学部による入試説明がありましたので要点をまとめます。

昨年度から入試形式が変更になり、今年度は二回目の入試になります。
過渡期はブレが発生しやすいので、情報収集は怠らないようにしましょう。

志望校としてお考えでしたら、ぜひ読んでいってくださいね。

入学者の割合

関西学院中学部に入学するには3つのルートあります。

・一般 A日程合格者:約100名(約43%)
・一般 B日程合格者:約40名(約17%)
・初等部からの内部進学:約90名(約40%)

中学受験を経て入学する生徒は約6割ですね。
私には入学後の内部と外部の関係についてはよくわかりません。
まだ中学生ですからそれほど気にする必要はないと思いますが。

入試概要

昨年度から変更はありません。

一般 A日程

・募集人数(約100名)
 男子 約65名
 女子 約35名

・受験科目
 国語(200点/60分)
 算数(200点/60分)
 理科(200点/60分)
 ※午後から面接があります社会はありません

一般 B日程

・募集人数(約40名)
 男子 約25名
 女子 約15名

・受験科目
 国語(200点/60分)
 算数(200点/60分)
 ※面接はありません。A日程受験者は合計点に10点加算

昨年度の入試結果

昨年度は入試形式が大きく変わりました。
今年度は昨年度の結果を受けて、「反動」「揺れ戻し」の可能性があります。

一般 A日程

募集出願者出願倍率受験者合格者実質倍率
男子652003.1189802.4
女子351564.5146463.2
帰国生111
帰国生枠は無視してください

合格者数は募集人数に比べて+10〜20名を意識しているとのこと。
女子は募集人数が男子に比べて低いので倍率が高くなっています。

一般 B日程

募集出願者出願倍率受験者合格者実質倍率
男子2529211.7172434.0
女子1523315.5155246.5
B日程は厳しいです…

A日程で不合格になった受験生は10点加算されます。B日程合格者の約3割が10点加算によって合格点に届いたようです(私は+10点では厳しいと思ってました)。

よって、第一志望であればA日程・B日程の両方の受験を願っているとのことでした。

入試各科目の説明

ここからが重要です。

国語

・難易度や出題傾向
 →原則、出題傾向の変更なし
 →A日程・B日程で難易度の差はない

・出題構成
 →長文2つ:物語的文章説明的文章
 →解答用紙は別にある

・漢字、語彙の特徴
 →小学校で学習する教育漢字に限定
  ※文中に中学以降で習う漢字が出てくるがフリガナが振ってある

・文法の特徴
 →言葉の感覚を確かめるため
  純粋に文法の知識を問う問題はない
 →文の前後関係を正確に把握できるか
 (接続詞や副詞など)

・心情把握の特徴
 →文脈から一般的に読みとれるものを問う
 →読み手によって解釈が変わるものは取り上げない

・その他
 →文中の言葉をそのまま抜き出す問題が多い
 →解答欄がちょうど埋まるように設計している
 →問題をしっかりと読み、文末などに注意してきっちりと答える
 (〜から。〜こと。〜という気持ち。 など)

・まとめ(私見含)
 →素直な問題が多いので高得点争いになる
 →あくまで一般的な問題
 →勉強してきた成果がそのまま出るような問題構成を意識している
 →今までの対策でOKです
 →昨年はB日程の方が点数が高かったが、難易度は変えていない

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算数

・難易度や出題傾向
 →原則、出題傾向の変更なし
 →A日程・B日程で難易度の差はない

・出題構成
 →計算問題
 →解答だけを求める穴あき小問
 →記述(式や考え方)を求める大問

・計算問題の特徴
 →整数、小数、分数、混合、逆数
 →計算の正確さ、数の性質の理解

・小問の特徴
 →基本的な文章題
 →文中の数量関係の理解、比や速さや割合、角度や面積、図形の性質など

・大問の特徴
 →解答に至る式や考え方を必ず書くこと
 →規則性、場合の数、立体図形、グラフの読み取りの問題など

・まとめ(私見含)
 →昨年度はB日程の点数が抑えめに出たが、傾向・難易度は変えていない
 →計算問題は日々の積み重ね
 →小問は塾テキストや下剋上算数などで対応可能
 (下剋上算数についてはコチラの記事でレビューしてます)
 →勝負は大問。記述の対策と訓練が必要です

理科(A日程のみ)

・特徴
 →原則、出題傾向の変更なし
 →50問程度と問題数が多い
 →それぞれの問題文は長い(読解力が必要)
 →生物・化学・物理・地学の4分野をバランス良く出題。

・出題形式の特徴
 →多くは選択問題
 →科学的内容の時事問題
 →作図や記述を求める問題も出る
 →小学校で学ぶ教科書の範囲に沿った問題

・まとめ(私見含)
 →基本的に塾の授業やテキストで対応可能
 →作図や記述は対策が必要です。
 →問題文が長いので慣れておくこと
 →日頃から科学に興味を持ち、科学に関するニュースなどをチェック。

面接(A日程のみ)

・目的
 →全人教育を展開している学校として全志願者と顔を合わせたい

・概要
 →児童40人程度のグループに分ける
 →校内各所で同時に実施
 →グループごとに解散(15:30終了予定)
 ※受験番号に関係なく、どのグループでも終了時刻が同じになるように努めている。昨年度の終了時刻誤差は15分程度

・形式
 →児童3人1組の集団面接
 →面接官は2名
 →1組7分程度
 →児童1人あたりへの質問は2つか3つ

・質問内容
 →事前準備や対策は必要なし、一般的な質問しかしない
(小学校時代にどんなことに打ち込んだか、入学してどんなことがしたいかなど)
 →面接結果は合否判定には関係なし
 ※ただしボーダーラインに並んだ場合は参考にする
 →服装なども気にしなくてOK

最後に

今年度の入試説明はこのような感じでした。

関西学院中学部は基本的に関西学院大学へ進学するための学校です。
大学受験を意識したカリキュラムではなく、特色のある授業や他校では体験できないような授業があり、関学特有の様々な経験ができることと思います。

ご理解されていると思いますが、大学受験をして国公立や医歯薬系、早慶を目指す学校ではありませんのでミスマッチのないようご注意ください。

兵庫県を中心に人気のある学校ですし、入試日程が変わって難しくなる傾向にありますが、それだけ価値のある学校だと思っています。
ぜひ、がんばってください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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