幼稚園、小学校のPTA活動は好きでしたか?
私はキライでした。
では、中高一貫校のPTAはどうでしょうか。サンプルは少ないですが紹介したいと思います。
PTAの印象が変わる!?
もちろん、小学校時代も好きだった、楽しかったと言う方もいらっしゃると思います。なにかしら協力はするとしても役員となるとどうでしょう?
どちらかというと否定的な意見が多いのではないでしょうか?
幼稚園ではくじ引きで役員に当たった保護者が「仕事してるから無理!」と泣き叫び、しぶしぶ他の人が代わりに引き受けた場面も目撃しましたし、また小学校では早めに終わらせてしまおうということで、子供が低学年のうちに引き受けるなどの先手を打った人もいるのではないでしょうか?
結局は立候補が少ないので、最後はくじやじゃんけんで決めることになったりとか、いい人すぎて断れずに引き受けてしまったりとか…。
では、私立中学校ではどうかというと…、
立候補以外では決まりません!
断言するのはどうかと思いますが、あえて断言したいです。
本当にやりたい人がPTA活動に取り組んでいる印象です。
すべての学校でそうとは言いませんし、学校の規模や校風にもよるのかもしれませんが、前向きな人が圧倒的に多いです。目の当たりにして正直驚きました。
役員は一瞬で決まる!?
「PTAとかめんどくさいなぁ」と考えている保護者さんには朗報です!
クラスから数名の役員さんが選ばれることが多いのですが、中高一貫校では立候補によって一瞬で決まります。
最初の懇談会で決めることが多いと思いますが、長男の学校では2秒ぐらいで決まりました。次男の学校でも3秒とかかりませんでした。他校に進学された知り合いに聞いても一瞬で決まったようです。
なんなら説明の終了を待たずにフライング気味に挙手されている保護者もいましたよ。
もしくは、事前に配布される「PTA選出のためのアンケートプリント」などによって、知らない間に決まっていますし、PTA含め学校に興味が薄い場合は、6年間気づくこともないくらい自然に決まっていきます。揉めるとか聞いたことがないです。
ここまでくると逆に役員になるほうが難しいのではないでしょうか。躊躇してたら役員決めが終わっているかもしれません。「誰もやらなければやるか」ぐらいの気持ちだとほぼ役員になることはないでしょう。
PTA役員になるメリット
・学校に行く機会が増えるので、他の保護者より子供の様子を見ることができる。
・クラスや学年に関係なく知り合いが増え、他の学年のことも聞ける。
・上の学年の情報を知ることで、授業や行事に要領よく取り組める。
・担任以外の先生とも話す機会が増え、セカンドオピニオン的に相談できる。
デメリット
ありません。思いつきません。
やりたいという気持ちを持っていることが前提になりますが。
まとめ
私立中高一貫校のPTAは、やりたい人は楽しく参加できますし、興味のない人にとっては関わらなくても陰口を言われたりしない組織です(すべての学校とは言いませんが)。
そもそも気持ちに余裕があるのか、穏やかな保護者が多い印象です。
オープンスクールや文化祭、PTAのイベント(懇親会、ランチ会、日帰り旅行など)なんかを見ても、皆さんが本当に楽しそうに活動しています。
親子で選んで、がんばって勉強して、合格して入学した学校だからこそ積極的に学校と関わりたい人が多いのだと思います。
また、父親もかなり協力的な人が多く、父親による「パパの会」「親父の会」のような組織を結成している学校もあります。
大学付属系ですと、子供たちは10年間を一緒に過ごしますので、一生の友人を見つける可能性が高いです。保護者にとっても、価値観が近い良い友人が見つかるかもしれませんね。
大学進学においても、系列大学に進むことが多いので「○○大学に進学したの〜、おたくは?」などマウントの取り合いもおこりにくいです。
学部差別とかあったらごめんなさいね。そこまでは聞いたことないです(笑)。
もし迷った場合、思い切ってPTAに参加することをおすすめします。
良いところを知れば知るほど、学校がキラキラして見えますよ。
いずれにしても一番言いたかったことは
「進学後のPTAについては、なんら心配することはない!」
ということです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。