※2021年01月 この記事はコロナ禍以前の記事になります。
秋は入試説明会や文化祭などで、志望校や受験予定校を訪れる機会がありますよね。
入試当日を想定するいい機会になりますので、この機会を活かしましょう。
今回は「入試当日の昼ごはん」に焦点を当ててみます。
入試当日のタイムテーブル
まずは、入試当日の流れを確認しましょう。
一般的には8時ごろに学校へ到着して、8時半ごろから説明。
9時には入試開始という学校が多いと思います。
遅めのスタートのため昼ごはんをはさんで、午後に1科目残したり、面接のある学校はお弁当が必要なので、昼食を持参してください。当たり前ですね。
想定しておきたいのは、三科・四科受験で解散となる場合。
解散時刻は12〜13時ごろですかね。
しかし、午後入試に向かうご家庭も多いはず。
ここで想定しておきたいのが午後受験校へと移動する間にとる昼ごはんです。
受験生を最優先に
試験終了直後の受験生のメンタルは様々です。
手応えがあって、テンションが異常に高まっている子は、クールダウンに努めましょう。
イケイケになりすぎると、反動で疲れがドッとでます。受験は翌日も続きます。
逆に真っ青で下を向いて、出てくる子もいます。
午後入試までにメンタルを立てなおさなければなりません。
基本的にテストのデキに関する話題は、子供から話さない限りは我慢しましょう。
メンタルを立てなおすには、昼ごはん中しかありません。
そして、受験生は早朝に朝食をとり、午前を全力でがんばりました。すでにハラペコ状態です。
保護者はいち早く、落ち着ける場所と温かくておいしい食事を提供しましょう。
おいしいごはんを食べると、しあわせな気持ちになれます。
いいお店を探して予約しよう
結論が遅くなりましたが、言いたいことは、
- 入試説明会や文化祭へ足を運んだ際に、目ぼしいお店を探しておきましょう。
- そのお店で子供と食事をしてみましょう。
- 落ち着ける雰囲気か子供の口に合うかを確認しましょう。
- 可能なら受験当日の予約をしてしまいましょう。
入試当日はめちゃくちゃ寒いです。
日本で最も寒い時期ですので、当日のお店探しや入店のための待ち時間を排除しましょう。
受験後、いち早く受験生に温かい食事をとってもらえるように最善を尽くすのです。
電車での移動でしたら、受験校の最寄駅で食事をとるのがいいでしょう。
手作りの愛情たっぷり弁当も否定しませんが、食事をとる場所や季節を考えるとお店の方がいいでしょう。季節柄、荷物も多くなりがちですし、身軽にしておいた方が機動力や疲れを考えても弁当持参はおすすめできません。
食事をすばやくとって、回復に努めることはアドバンテージにもなります。
食事をとると、ゆるやかに血糖値が上昇し、2,3時間かけてゆっくり下がります。
食後に眠くなるのも、これに起因します。
できれば、午後校の試験中は脳に血液や栄養をまわしたいですよね。
ですから、すみやかに食事をとって、心を落ち着けて、午後入試が始まる夕方に完全回復していることがアドバンテージになるのです。
まとめ
「何をおおげさな」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、受験生に限らず食事は大切です。
移動や食事などで不測の事態が起こり得る可能性をことごとく潰しておきましょう。
私達保護者ができることはサポートだけです。試験中に寄り添うことはできません。
教室にも入れません。最後は、たかだか12才の子供がたった一人で戦うのです。
受験生が万全の状態で試験に挑めるように、小さなことかもしれませんが、徹底的にサポートしましょう。
当日を綿密にシミュレーションすることで、慌てず騒がず、受験生も保護者もフラットなメンタルで対応できるように心がけましょう。