【レビュー】関西大学北陽中学校 入試説明会

学校情報

2020年度 関大北陽中学の入試説明会に参加してきましたのでレポートします。
関大系と同志社系の併願校というイメージが強いですが、一次入試の受験者数も少しずつ増えてきています。二次試験についても油断は禁物ですね。

特色

校長の挨拶、沿革、教育目標なんかは省略します。必要であれば学校HPを参照してください。
学校の様子なんかは過去の記事を読んでいただけるとうれしいです。

内部進学率(中高一貫生)

中高一貫生 内部進学率(一期生〜四期生)
・内部進学希望者:384名
 ※内部進学辞退者を除く=国公立大志望者、医療、栄養系志望者
・内部推薦入試合格者:316名
 合格率:82.3%

・国公立大学合格者数(一期生〜四期生):25名
平均で約6人/年ですね。

現在、1学年105名の募集ですが、3年前までは120名の募集でした。
ここで対象となっている一期生〜四期生は約480名いたことになります。

内部進学希望者が384名?
約100名(約25名/1学年)はどこに行ったのでしょうか?
たしか国公立大学を狙う生徒は、関大の進学権利を留保したまま国公立大を受験できるはずですが。

中学から高校へ上がる時に外部へ出たのか、内部推薦入試を受ける基準に満たなかったので、数に入っていないのか、気になるところです。

もし一期生〜四期生が中学から480名入学したとして、国公立大学へ進学した25名を差し引いて455名。自主的に浪人を希望した人が4年で10名程いたとして445名と仮定しますと、内部推薦入試を突破したのが316名なので、関大への進学率は71.0%ということになります。

お断りしておきますが、上記数字の羅列は個人的な見解です。気になるようでしたら学校へ確認してください。中学からの併設校で70数%とするならば、内部進学率は高いとは言えません

とはいえ、大学入試で関西大学を一般入試で合格するより内部推薦入試のほうがハードルがかなり低いと思われますので、悪い選択ではないと思います。入学後も併設校とはいえ、コツコツ努力できる生徒でないと、厳しいかもしれません。

現在105名募集ですが、一昨年115名・昨年120名が入学しています。入学後も成績順で下位1/4には入らないように注意したいですね。

2020年度 入試について

広報部主任から説明です。順に紹介します。

2019年度入試結果

二次試験は関大系や同志社系の午後に受験される生徒が多いです。
ただ、関大一中合格者の20%が二次Aで不合格になり、40%が二次Bで不合格になっているのが現実です。この人たちは結果的に関大一中に進学するので問題ないでしょうが、関大一中不合格者ですとこの率はもっと上がるわけで、楽勝の「滑り止め」なんて考えているとゾッとしますよね。
余裕の併願校とは思わないほうがいいのかもしれません。

一次試験(国算理or国算理社)

1次入試については、前年並み。83名受験→49名合格(競争率:1.69倍
 統一日午前は第一志望の子が多いので47名が入学しています。

競争率は3年前は1.16倍で普通に勉強していればほぼ全入。そこから上昇して昨年・今年は1.7倍付近です。今年も同じぐらいだと思います。

合格点も年々上昇して今年が160点/300点。6割を取る準備をしていれば安心できるでしょう。

五ツ木駸々堂の平均偏差値ですと、46以上で不合格者はいませんでした。
45で1名が不合格、次は42で不合格者が1名。46以上を目指しましょう。
42以上なら上記2名以外は合格しています。40以下ですと不合格者の割合がかなり多くなります。

国・算が得意なら、二次試験での逆転合格も狙えますので、一次試験を受けるなら二次試験も出願しましょう(滑り止めを確保した上で)。

二次試験A(国・算)

2次試験Aは若干難化。486名受験→302名合格(競争率:1.61倍
 この試験での入学者数は63名です。併願がほとんどなので約1/5が入学。

競争率は一次試験と同じような軌跡をたどっています。
3年前は1.16倍で普通に勉強していればほぼ全入。そこから上昇して昨年・今年は1.6倍付近です。来年も同じぐらいだと思います。

合格点も年々上昇して今年が117点/200点。7割を取る準備をしていれば安心できるでしょう。
注意してほしいのは、国・算の問題レベルが一次試験より高いということです。

五ツ木駸々堂の平均偏差値ですと、53以上で不合格者はいませんでした。
52で3名が不合格、次は51で不合格者が6名。

二次試験はチャレンジする人と滑り止めの人がごちゃまぜになりますので、1次試験と比べて予測が困難です。
チャレンジするなら45前後が目標、滑り止めにするなら51ぐらいが目標になります。

二次試験B(国・算)

2次試験Bは若干易化。204名受験→125名合格(競争率:1.63倍
 入学者数は10名。

競争率は3年前は1.32倍でした。そこから上昇して今年は1.63倍です。
今年も同じぐらいだと思いますが、2018年は2.99倍でしたので油断できません。この年だけ突出しています。何があったのか謎ですが、今年度も出願者数には注意してください。

合格点も年々上昇して今年が119点/300点。7割を取る準備をしていれば安心できるでしょう。
ちなみに二次Aより少し問題レベルが高いです。一次試験の国・算とは別物と考えておきましょう。

五ツ木駸々堂の平均偏差値ですと、57以上で不合格者はいませんでした。
56〜53で各1名が不合格。55以上でアクシデントがない限り大丈夫そうです。

とはいえ、2次Bを受けるくらいなら、2次Aでサクっと合格しておいたほうがいいでしょう。
2次Aが不合格で、2次Bを合格することはデータ上ではあまりないので。

まとめ

当たり前ですが、本命校として狙うのなら一次と二次Aは出願しましょう。
翌日の二次Bは受けず、もしもの時のために偏差値的に少しさげた安全校を用意しておいたほうが良いかもしれません。

併願校として考えるのであれば、2次Aで確実に合格できる力を付けておきましょう。
プレテスト結果が2次(国・算)でA判定、最悪B判定を取って併願校としましょう。C判定は危険です。賭けになります。

現在、大学入試改革や英語の民間試験導入時期などで高校生は振り回されています。
そのため大学付属校の人気も高まっており、年々難化傾向にありますので、それなりの準備と自信を持って受験に挑みましょう。

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